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  • 2013.11.29 Friday
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人生初のアート展〜通信制の高校生の挑戦〜

こんにちは。D×Pスタッフの岡本です。

昨年度のキャリア教育授業「クレッシェンド」に参加していた通信制高校の生徒が、
個展を開催することになりました!

2月18日より1週間、大阪市のアートギャラリーLoopAにて、ECC学園高等学校1年生の柄本賢治君の絵画を展示します。


柄本君との出会いは、昨年の授業。

絵を描くのが好きという柄本君は、

コンポーザー(授業に参加する大学生・社会人)やD×Pスタッフに作品を見せてくれました。

その作品がこちら。



「ずっと見ていても飽きない面白さがある。」

そんな感想が出るほど、

わたしたちは、独特な絵の世界観に引き込まれてしまいました。

       

絵を描く柄本君とそれを見守るコンポーザーの方の写真。


彼にとっては、初めての個展ということもあり、

ひとつの挑戦となります。

色とりどりのユニークな作品が次々と届いています。

みなさま、是非足をお運びください!


□■イベント概要■□

人生初のアート展 〜通信制の高校生の挑戦〜


【期間】2/18()2/24()13時〜19(休館:水曜日)

         最終日は17時まで

【場所】Loop A 阪神高速ミナミ交流プラザ (大阪市西区南堀江1-1-7)

          http://www.loop-a.com/

*無料でご覧いただけます。*


【主催】阪神高速ミナミ交流プラザ(LoopA  

【協力】株式会社tobira企画

          特定非営利活動法人D×P



2012年度 第3期「第1回クレッシェンド」のご報告

 こんばんは、スタッフの塩田です。

今日は、2012年度冬季第1回クレッシェンドが開催されましたので報告いたします。
先週終了したクレッシェンドとは生徒もコンポーザーも変わり、新たなクレッシェンドが始まりました。

今回、生徒とコンポーザーが初めて顔を合わせるということで、緊張するかなと思っていましたが、
そんな不安はどこへやら。いきなり打ち解けて、とても楽しいプログラムとなりました。

今回のプログラムテーマは、「失敗なんて当たり前!」。
生徒が、誰しもが失敗しそれを乗り越えて学んでいくということをコンポーザーの実体験をもとに
学んでいくプログラムです。


プログラムが始まり、まずは自己紹介。



共通の4テーマを紙に書き、参加者の前で自己紹介していただきました。
テーマの1つに「年越しの瞬間は何をしていました?」というものがありましたが、
みんなそれぞれの年越しをされたようで、とても面白かったです。笑



その後は、アイスブレイク。今回は、「すごろくトーク」です。
マスに書かれた質問に対して、それぞれのエピソードを話してもらいます。



チャレンジしないといけないマスもあり、チャレンジをクリアする為、体を使ったり頭を使ったり、
とても盛り上がりました!
下の場面では、コンポーザーさんがチャレンジで困っているところを生徒がジェスチャーで
必死に助けています。笑





その後は、メインプログラムであるコンポーザーによる「失敗体験談」のプレゼンです。

コンポーザーの方々が経験されてきた、それぞれのエピソードを8分間で話していただきました。
生徒はひそれぞれの話に真剣に耳を傾けていました。





コンポーザーの口から出る言葉ひとつひとつにとても力があり、話を聞いていた私も
いろいろと考えさせられていました。
おそらく、生徒も同様に自分自身と重ね合わせ、様々な思いを張り巡らせていたのではないでしょうか。
実際、コンポーザーの話と同じ経験をした生徒は、フリートークの時間に積極的に質問をしていました。
今回の話を聞き、何か得られたものがあれば幸いに思います。


冒頭にも触れましたように、私たちが想像した以上に雰囲気の良い形で4回に渡るクレッシェンドの
1回目を終えることができました。
これから3回のプログラムがあります。
今日以上に生徒、コンポーザー、そしても私たちスタッフが学んでいけるプログラムにしてきたいと
思っています。

次回のプログラムは2週間後。
今から楽しみでしかたないです!

【参加者募集】公開型勉強会「こどもを支える環境を育てる 」

こんにちは。スタッフの岡本です。
 
2月24日(日)に開催する、公開型勉強会をご案内します。
第五回目となる教育に関する勉強会、今回のテーマは
「こどもを支える環境を育てる 」
 
コアプラスの代表や、(特活)暮らしづくりネットワーク北芝の職員をされている武田緑さんをお招きし、お話いただきます。
 
日本のこどもの貧困や取り巻く環境について学びたい方、
こどもを真ん中に大人がどうつながれるか、どう恊働して子どもが育つ環境を支えるかを考えていきたいという方はぜひお越し下さい。
 
また、フリータイムの時間もとっておりますので、
出会った方との意見交換や交流の時間にしていただけますと幸いです。
 
 

【ゲストスピーカーのご紹介】

武田緑

コアプラス代表/(特活)暮らしづくりネットワーク北芝職員
大阪市東淀川区生まれ。
様々な社会的な困難を抱える人がたくさん暮らすまちで育ち、
ディープな「人権教育」を受けたことで、幼い頃から社会問題に関心を持つように。
大学1回生の時にNGOピースボートの地球一周の船旅への参加。
「多角的に物事を見、自分の頭で考える」ことの大切さを痛感し、教育の重要性を感じたことから、2007年にコアプラスを立ち上げる。
多様な教育現場を訪ねるスタディツアー、教育熟議などの事業に取り組むと同時に、2010年からは暮らしづくりネットワーク北芝の職員として、教育・こども部門を担当。
「18歳での自己選択力を育てる」ことをミッションに、地域でのこどもの居場所づくり、キャリア教育やこどもの貧困対策などの事業を担っている。
 
武田緑さん ウェブサイト:http://midori-takeda.jimdo.com/
 

【当日の詳細】
 
<日時>2月24日(日) open 13:00 start 13:30  close 16:00
場所>NPO法人D×P事務所
       JR京橋駅南口より徒歩10分以内    
      (
http://www.occn.zaq.ne.jp/osaka_schole/access.html
 
<料金>1000円 
      ※NPO法人D×Pのマンスリーサポーターの方は500円となります。
 
<タイムスケジュール>
13:30~13:35  開始
13:35~13:45  自己紹介

13:45~14:30  武田緑さんの講演
14:30~14:40  質疑応答
14:40~14:50  休憩
14:50~15:10  全体で感想をシェア
15:10~16:00  交流タイム

<参加申し込み(先着15名まで)>
 お申し込みは下記のURLからお願いいたします。
 申し込みフォーム : https://ssl.form-mailer.jp/fms/eeb2ee50231817
 
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。


(前回の勉強会の様子)


岡本


第9回クレッシェンド『ユメブレスト』のご報告

 こんばんは ! スタッフの中西です。

 

今日は本日行われました、

9回クレッシェンド『ユメブレスト』のご報告を

させて頂きます。

 

今回はこのクラスの最後の授業ということで、

11人が自由にこれからの夢や希望を語る、

『ユメブレスト』がメインのプログラムでした。

 

まずは恒例、アイスブレイク

 

 

 

題して『お互いのこと、どれ位分かったかクイズ !

 

生徒・コンポーザー全員が、それぞれ自分に関する質問を

2つ用意し、その質問に全員が◯×で答えるというものです。

 

フリートークの時間やアイスブレイクなど、

9回の授業を通して、生徒とコンポーザーは様々な話をしてきました。

今回は主にその内容から出題されたこともあり、

中には、なんと14問中12問正解したコンポーザーもいました ! !

 

 

 

次に、今回のメインプログラムである『ユメブレスト』!

 

『ユメブレスト』とは、13分ずつ、それぞれの夢や目標、

やってみたいことなどを自由に語る時間のことです。

 

まずは『ユメ記入シート』に、自分が話したいことを

まとめていきます。

 

『ユメ記入シート』をもとに、

皆が順番に発表していきます ! ! 

 

 

 

 

 

 


生徒からは

『思い込みを減らして、多様な人・状況を受け入れられる

人になりたい !

『大人って楽しそうだなと思った !

『人を助けることのできる人になりたい』という想いを

聞くことが出来ました。

 

 

『ユメブレスト』のあとの『フリートーク』では、

生徒の1人が、自分の好きな曲をみんなに

紹介してくれました ! !

 

 

 

今日は最後の授業ということで、コンポーザーとスタッフから

生徒に色紙を送らせていただきました !

 

 

 

 

 

 授業としての『クレッシェンド』は今回で終わりますが、

それぞれ全員が、今抱いている夢や目標に向かって

一緒に、歩み続けられれば良いなぁと思っています。

 

 

 

クレッシェンド終了後

生徒とコンポーザー・スタッフで記念写真を撮りました。

 

 

 

8ヶ月という長い間、今回のクレッシェンドに関わって頂いたり、

ご尽力頂いた全ての方に、

スタッフ一同、感謝致します。

ありがとうございました !

 

来週からはまた新たなクラスで『クレッシェンド』が

始まります。

新たなクラスでも、よりよい授業をコンポーザー・生徒とともに

創っていけるよう、

頑張っていきたいと思います。

 

どうぞ、これからも

よろしくお願い致します。

 


カンボジアスタディツアーに挑戦した高校生の記録

去年の夏に夜間定時制高校に通っている高校生がカンボジアへ旅立たちました。




彼の名前は福田純さん。当団体と株式会社日本エコプランニングサービスさん、そしてフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが協力して被災地の高校生や経済的、環境的に困難な状況にあり、海外渡航経験のない高校生を無料でカンボジアのスタディツアーの「高校生チャレンジ枠」に応募し、福田さんは行くことができました。

(スタディツアーについてはこちら

 

2012年の年末に彼と4ヶ月ぶりに再会したときに明らかにカンボジアに行く前のときと行った後の雰囲気が違っていました。以前にはなかった「やってみたいこと」という気持ちを持ち始め、その目標のために動き出したといいます。

 

彼に今回はインタビューしてこれまでのことや、今後のことについて聞いてみました。

 

初めに、スタディツアーに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

 

「そもそもスタディツアー高校生チャレンジ枠に応募する気なんて全くなかった。聞かされた時はかなり興味もったけれども、応募内容が「子ども達の貧困問題」についてのレポート1200文字以上。それを踏まえて「なぜ、カンボジアに行きたいのか?」って内容のレポート。レポートは苦手だし、1200文字以上、それに更にもう1つレポートがあるし。それ知ってからやる気はゼロ。はい、さよならーって感じでした。そんな文字数書けないし。正直その時はそこまで行きたいって思っていた国じゃなかった。だから余計に応募する気はなかった。」

 

では、なぜ参加することにしたのですか。

 

「先生2人にごり押しされました。ごり押しに弱い福田。断るのも苦手な福田。お願いされるとしてしまう福田。色々悪巧みを考えて出さない為に計画も立てましたけれども、なんだかんだ出すことになりました。笑」

 

では、スタディツアーに参加して良かったと思うことを教えてください。

 

「まずはレポート出してよかったってことです。選ばれてなかったらって考えると怖いですが。行けてよかったです。感謝感謝です。次に繋がりです。今までに経験したことのないぐらい人との出会いが増えたました。一緒に行ったメンバーとの出会いでもかなりの数だったのに、前回のスタディツアーメンバーを始めとする色んな人と出会えました。今でも信じられないくらいです。



子どもと遊ぶ福田さん

 

スタディツアーに参加して、考え方の変化や、将来についての考え方が変わりましたか?

 

スタディツアー前は、高校卒業資格さえもらえればいいって思っていたけど、カンボジアで子どもたちと触れ合って保育士になりたいと思いました。理由はわかりませんが。

 

でも帰国後に新たにやりたい事を発見しました。それは語学です。これも理由はわかりません。保育から語学。全然、接点ないですね(笑)でも、やりたい事見つけたからいいと思っています。


旅の途中 夕焼け(福田純撮影) 


でもそこから焦っています。英語はわからないし苦手。国語の授業は取っていないし。それ以前に勉強は好きではないので(笑)だからこそ危機感を感じて必死で勉強しています。そこですね、友達の存在が遠くに感じるようになったのは。こちらは、危機感を感じて勉強しているのに、馬鹿にしたり、遊びに誘ってくる。それが大きいかもしれないですね。今は遊ぶ時間があったら勉強の時間に使うようになりました。優先順位が変わったんだと思います。

 

今までは勉強より遊ぶが、今では遊ぶより勉強。それ程スタディツアーが大きい存在なんです。スタディツアーメンバーといるのが楽しすぎて家にいることが以前にも増して嫌にもなりました。笑 

 

あと自分の中での大きな変化は、人の力になりたいと思うようになったところ。今まで人助けとか考えた事はなかったですが、スタディツアー行って人に助けてもらってばかりだなって改めて思った。過去に家庭の事情で預けられた施設でもそうだし、学校でもそうだし、スタディツアーに行くという事に関しても。本当に助けてもらってばかり。でも、その割に自分は何もしてない。それはおかしい、って。だから、できる事は全力でやりたい。助けになれる事があるなら全力で助けになりたい。些細な事でも。

格好良いこと言っていますが、変化してないとこもあります(笑)未だに自分の気持ちを口にするのは苦手だし、感情押し殺してにこにこしているし。そこも変われたらいいと思っているんですがね。(笑)

最後に、スタディツアーの経験を今後どのように生きたいと思っていますか?

 

最後に。スタディツアー行けて本当に良かったです。行ってから色々悩んだりすることも多くなりましたけど、行ってなかったらそういった事もなかったと思います。さっき言ったような色々変化もありましたし。ありすぎて困っていますが。笑 でも、がんばりたい事も見つましたし、出会いもありました。今後ともこの繋がりを大切にして行きたいと思っています。



ツアーのメンバー全員で撮った写真


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