10月5日(土)ECC学園高等学校大阪学習センターにて、
午前と午後に分かれて、クレッシェンド第2回の授業を実施しました。
-----「クレッシェンド」とは----------
クレッシェンドとは、通信制高校の生徒のためのキャリア教育プログラムです。
さまざまな仕事をしている社会人ボランティアとの交流を柱として、
生徒の自己肯定感の向上と社会関係資本の獲得をめざしています。
クレッシェンドでは1クラス(最大10名の生徒)に対し、3ヶ月間で全4回の授業を行います。
(この日は、その第2回目の授業でした。)
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本日のテーマは、「みんなの生活見てみよう!」
前回1回めのクレッシェンドで、大人たちのバッググラウンドに触れた高校生。
2回めの本日は、実際にどんな生活をしているかを知る時間です。
ボランティア(コンポーザー)は、
大学生なら大学生活のこと、社会人なら自分の仕事やプライベートについて話します。
また、それぞれその進路を選ぶときにどんな葛藤があったかについて
詳しく高校生に話しました。
大学進学に興味のある生徒は、大学生コンポーザーの大学生活の
話を食い入るように聴き、積極的に質問をしていました。
また、デザイナーの仕事をしているコンポーザーが、
本人が制作した出版物の実物を取り出すと、大賑わい!
「すごーーい!!」と目を輝かせてくれました。
高校生のなかには、すでにやりたいことが明確にきまっている生徒もいて、
コンポーザーの話を聴き終わったあと、将来の夢について楽しそうに語ってくれました。
明確には決まっていない生徒も、「なんとなくこんなことをやってみたいと思っている」と
ニコニコと話してくれました。
(具体的な将来の夢については、ここではオフレコですが、どれも素敵な夢でした!)
この授業の目的は、高校生に「知らない世界」に出会ってもらうこと。
今まで知らなかった大学生活のリアルな話や、
仕事の内容について触れたことで、
生徒の目が輝いた瞬間をたくさん見ることができました。
また、前回の授業ではあまり話していない生徒が、積極的に意見を言ったり
大人(コンポーザー)と楽しそうに会話をしているのが印象的でした。
そう、3ヶ月間に4回の授業で継続的に関わり、関係性を築いていけるのも、
クレッシェンドの大きな特徴なんです。
次回は、どんな生徒の表情に出会えるでしょうか。楽しみです!
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【メディア情報】
朝日新聞 2013年4月8日
動画でクレッシェンドの授業の雰囲気を感じていただけます
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