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  • 2013.11.29 Friday
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【ご報告】高校生がインターンから帰ってきました。

通信制高校の生徒が、NPO法人D×Pが提供するプログラム「フォルテッシモ」を
通じて参加した島根県隠岐郡海士(あま)町でのインターンシップを終えて帰ってきました。

「フォルテッシモ」とは?

フォルテッシモとは、NPO法人D×P(ディーピー)が提供する、通信制高校生のためのチャレンジプログラムです。企業インターンなど学校の外で挑戦する機会を、通信制高校の生徒に提供します。このプログラムは、通信制高校の生徒に経験の獲得による”自己肯定感の向上”と”社会関係資本の構築”をもたらすことを目的としています。

インターンを経験したのは、通信制高校に通う佐々木くん。島根県海士町の旅館にてインターン生として8日間受け入れていただきました。旅館運営にかかるお仕事や農作業/漁獲のお手伝いをしました。


大阪でもギターコンサートを開催したことがあるのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、佐々木くんの特技はギター演奏です。佐々木くんは、「地元の高校生たちと会って、ギターを弾きたい」と自ら持ちかけ、動き出し、海士町の教育委員会の皆様のご協力により、地元の高校生たちの前でギターコンサートを開催することができました。

インターン中はほぼ毎日のように、D×Pの今井の携帯に興奮したようすで電話やメールをくれた佐々木くん。インターン終了後、初めてD×Pのオフィスに顔を出してれた時は、海士町で大きな刺激を受けて帰ってきたのは確かだけれど、その心の変化を本人もまだ言葉では表現できない様子が見受けられました。(私達大人も、大きな刺激を外から受けた直後は、その変化を言葉にするのはなかなか難しいものです。ましてや、高校生の時分では、相当なものだと思います。)

そして先日、10/26(土)のフォトブック出版記念イベントにて、次のように話してくれました。
「自分の将来に対してものすごく悩んでいた。海士町に1週間と少しいて、インターンの最終日に、”僕はなんでここにいるんだろう?”と思った。その時、”いろんな人に助けられてここにいる”ということを感じた。それを少しでもいいから返して行きたいなと思った。実際に返していくために何をしていけばいいのかはわからないけれど、一つの方向性として見つかったような気がしている。」

”恩”というとちょっとちがうけれど、いままでもらったたくさんのものを、
他の人に少しでもいいから返していきたい。

高校生の彼からその言葉が出たとき、その場で聞いていた大人がゴクリと唾を飲む音が聞こえたように感じました。「高校生のときに、自分のことではなくて、他者に何かをしようという気持ちになるというのは、ものすごいことだと思う」と、コンポーザー(D×Pの社会人ボランティアの方)も語ってくださいましたが、まさに、その通りだと思います。(私たちD×Pのスタッフや社会人ボランティアの方々は、日々高校生から様々な学びと気付きをもらいます。佐々木くんの一言は、私達大人に、様々な問いと”揺らぎ”を投げかけてくれるものでした。)

海士町のインターンで様々な経験を得て、いまその経験がどんなものだったかを言葉にしようとしている彼を、ゆっくりと見守っていきたいと思います。もし、このブログでご報告できることがあれば、またお知らせしますね!

◆当団体への寄付のお願い

NPO法人D×P(ディーピー)が提供する、通信制高校生のためのチャレンジプログラム「フォルテッシモ」は、寄付者の皆様のご支援によって成り立っています。当記事の海士町インターンも、寄付者の皆様のご支援によって実現いたしました。D×Pでは、「若者の支援は、未来への投資である」と考えております。

133円から。あなたの投資をお待ちしています!
http://www.dreampossibility.com/donation-private/
 

◆メディア情報

朝日新聞(夕刊)2013年4月8日
動画でクレッシェンドの授業の雰囲気を感じていただけます

http://www.youtube.com/watch?v=zQwqCCMRREQ

◆通信制高校の生徒が制作したフォトブックが販売開始!

クレッシェンドの卒業生でもある通信制高校の生徒4名が制作したフォトブックが販売開始しました!引きこもり、不登校などの経験を得た彼らが、カメラを通じて立ち直っていく様子が、写真と文で表現されています。
フォトブックの売上は当団体に寄付されます。ご購入は以下サイトから。

http://dpphotobook.webflow.com/


【アート展開催のお知らせ】「私のためから、誰かのために〜寝屋川定時制高校の挑戦〜」

東日本大震災発生より3年。

震災発生当初は、多くの報道がなされ多くの方が「なにかしたい」という気持ちで、日本全体、ひいては世界全体が東北地方への支援を行っていました。しかし時が経つにつれ、報道の量と比例するように人々の東北への関心も薄まってきてしまったように思えます。

そんな中、寝屋川高校定時制の生徒は被災地に向けての募金活動を、アートを通じて行ってきました。

生徒は、当初は作品制作は楽しかったから活動に取り組んだと話していました。しかし、制作や募金活動・被災地への訪問で多くの人と関わる中で、生徒の気持ちに変化が見られました。

「初めは自分のためにやっていた作品制作。でも、発表や展示を通して様々な方からお声かけを頂きました。そして、気づけば誰かのために何かをしたいという気持ちになりました。」とある生徒は言います。

東北のために関西にいる私たちができることを、アートを通じて考えてみませんか?

アート展開催期間中、作品制作に関わった生徒自身が想いを語るトークイベントも開催致します。

日時:8/25(日)14:00〜
参加費:無料
トークイベント内容:「自分のためから、なぜ誰かのために」考えるようになったかを、生徒さんにお話頂きます。

皆さまのご参加お待ちしております!

FBイベントページはこちらから→

https://www.facebook.com/events/148986688638700/

写真が語る4つのストーリー 〜通信制高校に通う生徒たちの挑戦〜

通信制高校の生徒たちの夏のチャレンジが始まります。

今回の企画は4人の通信制高校に通う高校生たちの写真展
テーマは「マイ・ストーリー」ということで、
自分たちの想いを表現してもらいます。

心斎橋にお越しの際はぜひアメ村にあるLoopAにお越し下さい。

どうぞ宜しくお願いします!


写真展 詳細

期間 8月1日(木)〜18日(日)12:00~19:00
   (休館日 水曜日 最終日のみ17:00まで)

場所 阪神高速ミナミ交流プラザ LoopA
   〒550-0015 大阪市西区南堀江1丁目1番7号 
   tel. 06-6532-4567

※無料で閲覧できます。

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