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  • 2013.11.29 Friday
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共同代表今井のエッセイ「「私たちの進んでいる道(5)」」

こんにちは。毎月一回配信のメルマガ「D×P通信」
11月号の配信が今週土曜日と近づいてきました!

今回は10月号でお届けした、共同代表 今井のエッセイ
「私たちの進んでいる道(5)」をご紹介します。

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2012年度の通信制高校の生徒向けの「クレッシェンド」プログラムも
今月で6回目を迎える。

継続して参加している生徒たちの中には最初は「うん」「はい」などしか
話せなかった子たちがいたが、彼らも積極的に話すようになってきた。
「ボランティアをしたい」「これをやってみたい」
自分からそんな要望を出すようにもなってきた。

彼らはもともと中学生のときに不登校だったり、様々な「しんどい」経験をしてきて
人と話せなかったりしていたと先生から聞いている。
毎回参加してくれている19 〜 39歳の大学生、社会人のコンポーザー(協力者)や
スタッフとの関わりの中で、何か変化が起きているのだと思う。

いま正直思うことは、僕たちの「クレッシェンド」のシステムは改善していかなければ
いけないということ。
どのような事業でも同じことなのだが、
事業を改善していき最適な形で生徒たちに届けて行くこと。
これが僕たちの使命であり、進んでいく道だ。

生徒の行動にはいつも勇気づけられる。
先日、「クレッシェンド」を受けている生徒のひとりが僕と話していて、
「お遍路さんにいく」と言い出した。
それを9月にひとりで実行してきたのだ。1週間、ひとりで歩き続けて最後の日は野宿。

「今までと違って、何か自信になりました」

その子は今月の28日には10kmマラソンに挑戦する。
彼にとっては始めての挑戦。8月から週1度、僕と彼でトレーニングしてきた。

他にも引きこもりだった子が、11月に10kmマラソンに挑戦する。

彼らを純粋な意味で応援したい。
そして、「クレッシェンド」のプログラムを卒業して
自分の生きる方向性や道を見つけいってくれれば嬉しい。

ある学校の先生が僕に言っていた。

「一度でも卒業生を出したら先生」

その通りだと思う。
コンポーザーの方は来年2月にプログラムが終わったあとには
卒業生を出した「先生」になるだろう。

通信制高校と社会を結びつけていき、周りにいる人が学校の「先生」に。
卒業しても関わっていけるような場所になれば嬉しい。

起業して半年が経った。まだまだいけるさ。

<次号に続く>

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お読みいただきありがとうございました!
今回のエッセイの続きを今週土曜日にメールマガジンでお届けします。
生徒が挑戦した、10kmマラソン当日の様子を今井の目線で語っています。
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メルマガvol.4「ぼくたちの挑戦はこれからだ」

こんにちは。スタッフ岡本です。

D×Pでは、毎月第一土曜日にメールマガジンをお届けしております。

メルマガにて連載中、共同代表今井のエッセイ「私たちが進んでいる道」も
次号で5回目を迎えます。

今回は、先月号の記事「僕たちの挑戦はこれからだ」をご紹介します。

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共同代表 今井紀明 エッセイ「私たちが進んでいる道」(4)


「僕たちの挑戦はこれからだ」

先月の記事では、火傷を負ったという、僕にとって「とんでもない悲劇」について書いていたと思う。

起業した直後に、こういった怪我で右足を引きずりながら仕事をすることになるとは、全く予測していなかった。

メルマガの読者の方は、D×Pが通信制高校の事業以外にしていることをあまりご存じないかもしれないが、
僕たちは専門学校や大学での中退予防事業も行っている。

中退率は、意外にも、高いところでは20%を超えるという事実がある。
これは、大学ならば、4年間で1000人の内200人が辞めるという計算になる。
そして、その200人のうち半分以上はニート・フリーターになるという研究結果があるのだ。

その問題に立ち向かうために、僕は美容専門学校さんのキャリア教育の授業を
中退予防の一環として携わらせて頂くことになったのだ。


その直前の、大出血事件。


新1年生にとって、初めて受ける授業。
僕がプロジェクトリーダーだったため、休むわけにはいかない。
学校にいくときは足を引きずりながら、そして授業中は足を引きずらず
痛みに耐えながら授業に励んだ。

4月の火傷事件といい、大変な生活から始まった僕にとって初めての「起業」という経験。
土日も休めず、延々と仕事をしていたが今この記事を書いていて思うことがある。


それは、「これぐらい、当然のことだ」として受け止めるしかない、ということ。

起業してからの4月〜6月は不安で仕方なかった。
方向性はあるが、本当に自分でやっていけるのか。
給料は前職のときに比べ、一時的に遥かに低くなる。
関西出身者でもないため、実家も何もない。
金銭的に頼れるところなんて一切ない。

そして、火傷事件のように予期しないようなことも起こるし、
毎日働かなければ仕事は回らない。
それでも足りない。


でも、自分たちが行う社会問題を解決したい。
それを行いつつ、一人前の給料が貰えて将来的に優秀な人材を雇えるように、
給料を払えるような組織を作って行くためには大したことのない痛みなんだと、
不安なんてあって当然なんだと、
そう思い直したのが7月。


何か、そこから道が見えてきた気がした。


通信制高校の生徒向けの「クレッシェンド」プログラムを受けている子たちと接しているうちに、
少しずつ彼らの変化が見えてきた。
2回目までの授業では表情が乏しく、やりたいことがないと話していた生徒が
「何か挑戦したくなってきた」とアンケートに書いていたりと、
ひとりひとりの変化は数知れない。

その変化は嘘ではない、現実で起きている。

彼らは成長している。

じゃあ、僕だって成長しなきゃいけないじゃないか。

まだ27歳、そして、これからだって、いつだってそうなんだ。

挑戦をし続ける。
考えながら行動していく姿勢を忘れちゃいけない。


<次号に続く>

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お読みいただきありがとうございました。

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